ベトナム旅行記 8日目です。
- 起床
- 本がたくさんあるカフェへ
- Book Cafe
- ノルウェイの森
- Bitexco Financial Tower
- 地上に降りる
- Hiep Binh Chanh 地区
- Bさん宅
- お邪魔しました
- 空港で休憩
起床
この日は実質的に旅行最終日です。
翌日(9日目)は早朝に飛行機に乗るのでベトナムには6時間しかいません。
昨夜は、ホーチミン市中心部にある、ラグジュアリー・ホテルというホテルに泊まりました。
朝食付きなので、屋上の簡易的な食堂で朝食を食べます。
8個あるメニューの中から選べましたが、頼めるのは1個だけでビュッフェではありません。
フォーにしました。
屋上で景色の写真撮影と動画撮影をして部屋に戻ります。
本がたくさんあるカフェへ
荷物(スーツケースとカバン)だけ預けてホテルをチェックアウト。
このホテルは、スーツケースを預けられますが、ロビーの片隅に置いておくだけで、タグを付けてくれる訳でもなく、取りに来る時は、人力の顔認証(笑)です。別の人が取りに来ても渡しちゃいそうですが、大丈夫なんでしょうかね。
Aさんに連れられてGrabタクシーでカフェに向かいます。
北へ6km、車で20分弱のBình Thạnh区にある"ブックカフェ"だそうです。
移動中にホーチミン都市鉄道の高架路線がありました。日本の企業が建設中で、2020年、2年後に開通予定です。
ホーチミン地下鉄について書いた記事はコチラ。
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Book Cafe
カフェに到着。
Nha Nam Books N' Coffee
24A Đường D5, Phường 25, Bình Thạnh
本棚に本がたくさん並べてあるカフェです。
道路の向かいには大学、
Trường Đại học Ngoại thương (Foreign Trade University)
があります。
Aさんと、ベトナム人大学生2人とカフェで英会話します。
英語で話してみたのですが、私の英語はうまく理解してもらえません。
この旅行を通して全体的に、英語よりベトナム語の方が通じるという現象が発生していました。
私は、英語の方が得意のはずなんですが、同じことを2〜3回言っても理解してもらえず・・・
Aさんの英語は通じるのに、自分の英語は通じない。。
ベトナム・東南アジア訛りの英語と、日本語訛りの英語は相容れないようです。
でも、思い返してみると、そもそもほとんど発言してなかったかも。Aさんがずっとしゃべってました。
ノルウェイの森
このカフェのWiFiパスワードをきいたら、他のお店と比べて、やけに分かりにくいパスワードでした。
ベトナムでは、WiFiパスワードが123456789だったり、ぜいぜい7を飛ばして12345689だったり、たいていザルなパスワードです。
ところが、この店は読みづらくて分かりづらいパスワード。
ベトナム人学生に聞いてみたら、「この単語は"森"、この単語は "ノルウェー"」と教えてくれました。
それって「ノルウェーの森」じゃん、なんか聞いたことある、と思ったら、日本の小説家、村上春樹の著書でした。
読んだことないですけど(笑)
Wikipediaを見たら、この本のタイトルは、ビートルズの曲から来ていると書いてありましたが、ビートルズの方は、原題が"Norwegian Wood"なので、カフェのパスワードは、村上春樹の影響っぽいです。
ベトナムを旅すると、思いがけないところで日本の影響を見かけることがありますね。
Bitexco Financial Tower
午後からは、予定が無いとのことで、とりあえずホーチミン市中心部に戻ることに。
Aさんがバスで行くというのでバス停に向かいます。
バスに乗ってBitexco Financial Tower (ビテクスコ)を目指します。
・・・目指しましたが、一番近いバス停を乗り過ごしたのか、降りるのが早すぎたのか、ベンタイン市場近くのバス停で降りてしまいました。Bitexcoまで、徒歩で15分はかかります。
ちなみにバスは途中で急ブレーキ。前かがみでスマホを見ながら私と話していたAさんが顔を前の座席にぶつけました。軽傷です。
歩いてNguyễn Huệ (グエン・フエ)通りまで行きました。グエンフエ通りは、中央分離帯に相当する場所が、30mくらいの歩行者用道路になっている道路です。週末には、車道部分を通行止にして、歩行者天国にしているようです。
ビテクスコ・タワーはグエンフエ通りの近くにあります。
Aさんはスカイデッキには興味がないらしく、一人で行ってくれば、と言われたので、一人でBitexcoへ。
その前にお腹が減ったので、Phuoc Long Cafe というチェーン店でバインミーを食べました。
49階のスカイデッキは入場料が、200,000 ドン(1000円)ですが、2階上の51階にあるバーは飲み物を頼めば入場料がかからないそうなので、そちらを試してみることに。入り口が分かりにくかったですが、なんとか入場。エスカレーターで上がった2階がバーの入り口でした。
サイゴンビール140,000ドンを頼みました。おつまみのナッツが一緒に出てきました。
窓に隣接した席は全部埋まっていて最初は真ん中の席でしたが、10分くらいで窓に面した席が空いて席を移動。
北側の席だったのでLandmark81がよく見えました。
私が前日までいたトゥーザウモットも方角的には北側ですので、ベカメックスタワーが見えるか探したら、それらしきものがわずかに見えました。黒っぽいべカメックスタワーと白いべカメックスホテル。肉眼ではそれっぽいものがあったのですが写真ではちょっと分からないかもしれません。
べカメックスタワーで閉じ込められた旅行6日目
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バーでは席を移動して写真を撮っている人もいて、他の位置の景色を見れないこともないですが、私のようにガチでホーチミン市の景色を見たい人にとっては素直にスカイデッキに行った方が移動しやすくていいですね。 とはいえ、飲み物も飲めて座って過ごせて、スカイデッキより値段が安いので一般的にはこっちのバーの方がいいかも。
上の写真の右側に広がっている土地は、Thủ Thiêmという地区です。ホーチミン市中心部とはサイゴン川で隔てられていますが、近年、橋がたくさん架かって、今後は開発が進むと思われます。超高層ビルの建設も計画されています(まだ計画段階です)。
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ホーチミン市の東、30kmのところに新しい国際空港が建設予定というのも、ホーチミン市の東にある Thủ Thiêm の注目ポイントです。お金があったら不動産を買いたい・・・
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上の写真の手前にある、川に張り出した船着場は、旅行2日目にブンタウに行くときに乗ったフェリーターミナルです。
上の写真の真ん中、左でクレーンが見える建設現場は、ホーチミン市都市鉄道(ホーチミン・メトロ)の始発駅、ベンタイン駅の建設現場です。
地上に降りる
しばらくスカイバーに居たあと、AさんがいるNguyễn Huệ通りのカフェに戻ります。
ホテルに預けてあったスーツケースを取ってから、Aさんがまた前日に会った女の子(Bさん)と食事をすると言うので、ホーチミン市内の北東に行きます。停まっていたタクシーを捕まえて、空港の東の地域へ。
Hiep Binh Chanh 地区
夕方の時間帯は帰宅ラッシュで、空港の南側はものすごい渋滞です。
途中で、ファンヴァンドン通り( Đại lộ Phạm Văn Đồng )という大通りを通りました。片側3車線+バイク用車線がある大通りで全く渋滞していません。
Bさんの家は、Hiệp Bìnhという通りの近くでした。
交通量の多い道路でBさんと合流して、飲食店へ。
飲み物と軽食があるお店でしたが、店の奥に水晶の原石の置物みたいなものがあったり、漢字が書かれた水墨画のようなものがあったり、
オーナーが華僑なのでは?と思わせる店でした。
ここで注文した果物ジュースは、すごい美味しかったです。今回の旅行でスイカジュースを3回くらい飲みましたがそれより美味しい。
果物のジュースとメニューに書かれていたから、果物が1種類だけ入っているのかと思ってました。
店員に聞いても「どの果物だか忘れた」と言うので、まぁいいかと、注文したら、フルーツパフェのような感じでした。
いちご、ドラゴンフルーツ、ロンガン。あと歯ごたえがある果物(名前を聞いたけど忘れました)。他にも何種類か入ってました(スイカ?、キウイ?)
ドリアンも入っていたと思います。ドリアンを食べるのは初めてですが、うまいです! 濃厚なチーズ入り生クリームみたいな。
Aさんが、遠くを指差して「あれはドゥーリンじゃないか」みたいなことを英語で言って、なんだそれと思ったら、ドリアンのことでした。お店の前の路上でドリアンを売ってました。
マレーシアとかベトナムの発音だと"ドゥリアン"って感じです。
ドリアンを買うとか買わないとか、売ってる人とやり取りして、結局買わず。
Bさん宅
食事のあと、なんだかんだでBさんの家に行くことになり、歩いて5分~10分くらいのBさんの家へ。
Bさんの家には、Bさんの、母、姉、妹?、姪?、近所に住む親戚の男の子(2歳くらい?)がいました。
着いたとき、子供たちはレゴで遊んでいました。Bさんの父は日本など海外に出張に行ったことがあるらしいので、きっと平均より裕福な家庭です。
Bさんの妹は小学生で、英語教室に通ってるそうです。
私より英語が上手かった、気がする。。
親戚の子供は途中で母親?が迎えに来て帰宅。そのあと、Bさんの父親が帰ってきました。でもほとんど会話しませんでした。
Bさんの妹は、キティちゃんの服を着て、テレビでクレヨンしんちゃんを見ていました。
テレビはSony製です。さすが、お目が高い! この家は日本びいきですね。
マレーシア人Aさんは、ひとしきり英語で会話したあと、カラオケを始めました。ベトナムの家庭はテレビの脇にでかいスピーカーを置いて、カラオケセットを構築するのが一般的なのかも・・? 1年前に別の家庭を訪れた時もスピーカーとマイクがあって、Aさんがカラオケをしてました。
日本では出稼ぎに来たベトナム人が深夜までカラオケで盛り上がって近隣住民とトラブルになるという話を聞いたことがあります。
ベトナムでは深夜の住宅街でも大音量でカラオケをするのが普通みたいで、これが日本でトラブルが起こる原因ですね。
Aさんのカラオケがつまらなかったらしく、夜の9時過ぎくらいなのに、子供たちが外の路地に出て自転車やスケートボードで遊び始めました。外に出てちょっと歩いたら他の遊んでいる子供がいたので、夜に外で遊ぶのは普通なのかも・・? 昼間は暑すぎるからでしょうか。
私も数十年ぶり?にスケボーをやってみました。ベトナムの住宅街で夜中にスケボーに乗るとは思いもよらず。
お邪魔しました
10時になって、Bさん宅の人々がみんな寝る体制になったので、Aさんと私は、空港へ向かうため、Grabタクシーに乗りました。
タクシー運転手は英語が流暢な人でした。縫製業の管理職だったけど仕事が嫌になってGrabの運転手になったそうです。月あたりの収入はGrabの方が良いらしいです。自動車の購入費用とか考えると、どちらがいいかは分かりませんが。
空港で休憩
タンソンニャット国際空港に着いて、空港内で寝っ転がって休憩。
帰りの飛行機が6時半発で、2時間前に空港に着くことを目指すと3時半とかに起きることになり、夜型の私はホテルに泊まる意味ないじゃんと思ったので、前日から空港でダラダラすることにしました。
8日目終了〜。