ベトナムで最も高いビル、ランドマーク81に行ってきました!
ランドマーク81は、ベトナムで一番高い高層ビルであると同時に東南アジアで一番高いビルです。Việt Nam làm được. やるねベトナム。
前回の旅行では、下層のショッピングセンターしか開業していなかったのですが、今回は展望台も開業済み。
遅れ馳せながら一番高いところまで行ってきました。
- 料金は時間帯で違う!
- チケット売り場と入り口
- エレベーター
- 到着!
- カフェで78階まで行ける裏技
- カフェの入場料は・・・
- カフェは予約もできるらしい
- 再び展望台について
- 春らんまん
- 双眼鏡が無料
- Skywalk
- まとめと感想
料金は時間帯で違う!
事前にネットで調べたら、展望台に行くためのチケットは、81階建てのランドマーク81に因んで810,000VND (約4,000円)と書いてあったのですが、着いてみたら値段が安くなっていました。
受付の人に聞いたら日中は安くなっているとのことです。
平日(月曜-金曜)の8:30 - 15:30は、HAPPY HOURSで 大人 500,000VND (約2,500円)です。
15:30までが割引だそうなのですが受付の人は、16:00くらいまではこの値段、と言っていました。
昇った後の時間制限は無いそうなので、時間に余裕がある方は15:30にチケットを買って入場して、18:30くらいまで展望台で粘れば夜景も見れます。
平日の15:30 - 22:00と土曜・日曜は810,000VND (約4,000円)ということですね。
展望台に行って戻ってきたら値段が変わってました。夜の料金のはずですが 8:30 - 22:00 となってます。
チケット売り場と入り口
値段を先に書きましが、話は遡って、入り口の場所についてです。
Skyviewに行くための入り口は、地下1階にあります。
ショッピングセンターが広いので、いざ展望台に行こう!と思って探すと、意外と分かりづらいです。
ランドマーク81の正面入口と思われる、東側の、車寄せがある1階入口から入ると、入ってすぐのエスカレーターで地下1階まで降りて、左手にスケートリンクがあるのを確認しつつ、右に曲がった通路にチケット売り場があります。
エレベーター
展望台に行くためのエレベーターはチケット売り場の右後ろにありました。チケットを買った時に指を指して教えてくれるので迷わないでしょう。
入口に近づくとセキュリティ・ゲートがありました!
金属探知機と手荷物のX線検査があります。
歩道を歩いているとバイクの群れが向かってくるような国で、ここだけセキュリティを厳しくする意味があるのかと思ってしまいますが、タイのショッピングセンターは、みんな一応セキュリティゲートがあったので世界的な流れのようです。
空港と同じくペットボトルに入った液体も持ち込み禁止でした。
ミネラルウォーターくらいなら安いので入場前に廃棄でも問題ないですが高額な液体(例えばサントリー響21年とか・・?)を持っていた場合は、持ち込めないので注意が必要です。
一応、保管所みたいな場所はあって、持ち込めないものを預けておけます。私は飲みかけのミネラルウォーターを持っていたので預けました。でも戻ってきた時、同じラベルのミネラルウォーターが4つくらいあったので普通は見分けがつかないですね。預ける時にベトナム語会話をしたおかげでスタッフが気を利かせて名前を書いて付箋を貼ってくれていたので、自分のがどれか分かりました。
到着!
チケットゲートを通り過ぎ、セキュリティチェックを受けると、エレベーターに乗ります。
79階でドアが開き展望台に到着!
地上から見たときははるか上空にあったビルの先端が近くにあります。
ランドマーク81の高さは461.15mですが、展望台の高さは382.65mです。81階と表示があったので一般人が行ける一番高いところは382.65mのようです。
カフェで78階まで行ける裏技
実はランドマーク81は、展望台のチケットを買わなくても高層階に行けるウラ技があります。
それが Blank Lounge Landmark というカフェに行くという方法です。
ビテクスコ・フィナンシャルタワーでも展望台の1階下のカフェは、飲み物を注文すれば入れる、というワザがありましたが同じですね。
この日は私はBlank Loungeに行った後、展望台に行きました。
Blank Lounge Landmarkは、Vinpearl Luxury Hotelが運営しているカフェ(ラウンジ?)のようで、入口がショッピングセンターとは別にあります。
入口の近くにいるスタッフに「ブランク・ラウンジ!」って言えば、エレベーターまで案内してくれます。
48階にホテルのロビーがあります。48階の時点で、すでに眺めが良いのですが、これで満足してはいけません。
ここからホテルの受付を通り過ぎて75階のBlank Loungeに行きます。
エレベーターは、目的の階を押すボタンがありませんでした。階層が多すぎるからか、セキュリティ上の理由からか、乗る前に目的の階を指定する方式になっていました。Blank Loungeが何階にあるか分からないので素直にスタッフに操作してもらった方が良いですね。
2回目のエレベーターが開くとBlank Loungeです!
カフェの入場料は・・・
メニューの中で一番安いのは、140,000VND(約700円)のコーヒーでした。(エスプレッソ、アメリカン、ベトナムコーヒー)。
つまり入場料は 140,000VND(約700円)!
カフェは2階分(75階、76階)あって結構広いです。
私が行った平日の昼間は全然混んでませんでした。すいていれば歩き回ってほぼ360度の景色を見渡せますし、屋外スペースもあります。
高いところからホーチミン市を眺めたい!というだけなら展望台に行かなくてもこのカフェで十分だと思いました。
カフェは予約もできるらしい
ネットで調べたら「カフェは予約しないと入れない」なんていう情報もあったのですが、行ってみたら普通に入れました。開業当初は混んでいたのかもしれません。あるいは夜になったら夜景を見に来る人で混雑するのかも。
電話かFacebookのメッセージ機能で予約ができるっぽいです。
Blank Lounge - ページ情報 | Facebook
再び展望台について
カフェの裏技を紹介し終わったので、展望台の話に戻ります。
展望台はカフェの上の階にあります。
VR体験のコーナーがありました。
VRは1年〜2年前にブームでしたが2020年1月現在はブームは下火かなと思います。
実際に高い所に来てるのに、何故そこで高い所に行く仮想体験を提案するのか・・ 展望台に来る人は高いところが好きなはずだ、という事でしょうか?
展望台の飲食店は「ミワク・カフェ」という名前でした。
春らんまん
ミワク・カフェの看板には「春らんまん」という文字と桜の花がありました。
ひらがなとカタカナを書いておけば日本風に見える、日本風なら高品質っぽい的な発想でしょうか。台湾とかでよく聞くやつ。
ベトナム最高層のビルで日本語の看板。日本人として嬉しい限りですが、もうちょっとベトナムの独自性を出そうぜ?と思ったり。
最近、技能実習生問題でベトナム国内でも日本の実態について悪評が立ち始めてる、なんて話を聞きますので、日本に対する評価をこれ以上下げないようにしないといけないですね。
双眼鏡が無料
展望台には双眼鏡が設置されていました。今回の旅行では、ベトナムの後、タイにも行ってマハナコン・タワーの展望台にも登りました。
マハナコンでは双眼鏡はお金を入れないと見れないやつだったのですが、ランドマーク81では無料で見放題です。
iPhoneのカメラを双眼鏡に向けて撮影したら景色が撮れました。
ビテクスコ・フィナンシャルタワー、Thủ Thiêmの建設中の橋、Thủ Đức地区に行く時に渡った赤い橋(Cầu Bình Lợi)、タンソンチャット空港に着陸する旅客機などが双眼鏡で見えました!
Thủ Dầu Mộtのべカメックス・タワーは見えるかなーとか、Cao tốc Bến Lức - Long Thành高速道路の橋は見えるかなーとか、双眼鏡で景色を見ていたらかなり時間が経ってしまいました。
この時点で入場料の元は取ったと思いました。でも普通の人は75階のカフェで十分ですね。
「ホーチミン市南部で建設中の高速道路」の記事↓
blog.kicks.jp
Skywalk
展望台は階段を2回登って最高層階の81階に行く構造になっています。経路の最後にあるのが屋外にあるSkywalk?です。
スタッフがいて記念写真を撮ってくれました。
屋外エリアには金属製で2mくらい高くなった通路(Skywalk?)がありました。この通路を歩くには専用の上着(全身)を着て、命綱のようなロープをつけないといけませんでした。
普段はテキトーなベトナムなのにここだけすごく安全に気を使っていますね。
前回の旅行でThủ Dầu Mộtのビルの屋上に行った時は、すごいユルイ感じで危険を感じたのに、いったいどうしちゃったんだって感じです。
ベトナム旅行記(2018年11月) 6日目 【トゥー・ザウ・モットで締め出される】 - kicks.jp blog
後から来た欧米系の外国人は専用上着は無しで命綱だけでした。なんでなのか聞いたら、彼らは上着のサイズがないから、と言われました。詰めが甘いですね。安全スーツを着たらすごい暑かったです。
Skywalkから写真を撮ったりしたあと、展望台の経路の最後にあるエレベーターで地上まで降りて観光完了です。
まとめと感想
2017年12月、2回目にベトナム・ホーチミン市に行った時、着陸態勢に入った機内から建設中のランドマーク81を見て、かなり衝撃を受けたのを今でも覚えています。
前回(3回目)に来たときはまだ展望台に行けなかったので、ちょっとした念願が叶いました。
特に思い入れのない人はBlank Loungeに行ったら十分だと思います。
でもせっかくホーチミンに行ったのなら、日本贔屓の展望台に行ってみるのもいいのではないでしょうか。