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ベトナム旅行記(2018年11月) 6日目 【トゥー・ザウ・モットで締め出される】

ベトナム旅行 6日目です。

朝ごはん フエの料理

朝は昨日と同じ、日本のお菓子が売っている喫茶店へ。
ここで朝ごはんかと思ったら、Aさんはベトナム人の女の子と待ち合わせをしていたようで、その人を待ってから別のお店に移動します。歩いて2分くらいでした。

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朝ごはんを食べたフエ風料理のお店

2週間前にオープンしたばかりのフエ風料理のお店で朝食です。女の子の姉家族が始めたお店だそうです。このお店の一押し料理名は、、Bánh Canh Hẹ です。おそらく。看板に書かれているので。
オススメ料理を聞いたけど忘れてしまいました。
下の写真の料理が、Bánh Canh Hẹ と思われます。

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6日目 朝ごはん

タイワンリス?

ちなみに、朝起きて、窓の外をみたら、リスみたいな生き物が電線の上を移動していました。灰色のタイワンリスみたいなリスに見えました。
リスはベトナム語で、con sóc ですね。

中部のベトナム語の発音

ベトナム語では、"昨日"のことを hôm qua と言います。カタカナだと "ホム クワー" です。
ご飯を一緒に食べたベトナム人の女の子は、ベトナム中部の出身で、hôm qua (ホム クワー)を "ホンワー" という感じに発音していました。
最初は、homework(宿題)と言っているようにしか聞こえなくて、何だろう?と思ったら、"昨日"でした。
ベトナム語は、北部方言(ハノイ)と南部方言(ホーチミン)があって、発音がけっこう違うのですが、真ん中にある中部は、北とも南とも違う発音で、南北の違い以上に発音が違うそうです。
ベトナム中部はフエやホイアンなどに、古い遺跡や街並みがあるそうなので、ハノイやホーチミンと違う、独自の文化があるのかもしれません。後で調べてみようかと思います。

ビンズオン ニューシティ

今日はビンズオン ニューシティに行くとのことだったのですが、Aさんは、私を「バイクに乗せて連れて行く」と言うので、それは断固として拒否。Grab 4輪タクシーを呼んでもらって行くことにしました。
Aさんは朝早起きして、知り合いにバイクを借りていたそうで、ニューシティにある、Dalat Houseというカフェで合流することになりました。
Grabタクシーを検索したら、20mくらい先に停まっていた車が、Grabの車でした。車に乗って、ビンズオンニューシティに向かいます。

ベカメックス東急

ビンズオンニューシティは、日本の東急と現地のベカメックスが合弁会社を立ち上げて、街全体を開発している場所です。トゥーザウモットの北にあります。Google Mapで初めて見たとき、道路だけがきれいに出来上がっていて、建物が何もない航空写真を見て、リアル・シムシティだ!と感動しました。
そんなわけで、ビンズオンニューシティは、この旅行で一番行きたかった場所と言っても過言ではない・・・!
Google Mapで初めて見たのは、ベトナム語を勉強し始めた4~5年前です。

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Google Mapの画面キャプチャ

Google Mapへのリンク
https://goo.gl/maps/opBM72m9YrR2

ビンズオン ニューシティに到着

Grabタクシーに乗っている最中、ビンズオン省の行政センターが見えました。ゴージャスな雰囲気の建物です。

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ビンズオン省 行政センター

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Sora Gardens 遠景

到着したのでGrabタクシーから降ります。
ところが目的地についてみると、そこにカフェなどなかった。。

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最初に到着した場所

数分間、あたりを歩いても見つからないので、雑貨屋みたいなところにいた人に聞いてみたら、「この辺りにはそんなカフェ無いよ」と言われてしまいました。すると、お店に入ってきたセレブ風のマダム(っていっても20代-30代)が英語で話してきて、助けてくれました。
でかいサングラスをかけいて、(あくまで記憶によると)ヒョウ柄の服を着てきたので、きっとお金持ちです。
その人によると、Dalat House CafeはSora Gardensという、いわゆるタワーマンションの1階に移転したんだそう。
Soraガーデンズは日本の東急グループが主体となって建設した高層マンションですね。
私は諸事情で携帯電話で通信・通話ができなかったので、Aさんの電話番号を伝えたら、わざわざ電話して確認してくれました。Aさんの近くにベトナム人がいたみたいで、ベトナム語で話をして状況を把握してくれました。
Dalat House Cafeの場所は、歩くと30分、車で4分の場所でした。
歩いて行こうかと思いましたが、日差しが強かったので、停まっていたタクシーに値段を聞いて乗車。
道路が広くて、交通量も少ないです。通った道は、2車線で一方通行というか、中央分離帯として40mくらいの幅(川、岸、街路樹)がある道路だったみたいで、時速90kmくらい出してた、ような気がします。50,000ドン(250円)でした。

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ソラ・ガーデンズ

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ソラ・ガーデンズのファミマ

Dalat House

Dalat Houseに入って、アイスミルクコーヒー(Cà Phê Sữa Đá)を注文。
ここの店主(店員?)は、Aさんと知り合いだったみたいです。Aさんとビデオ通話を繋いでくれました。
せっかく着いたのにAさんはニューシティには来ないということだったので、カフェでだらだらしたり、Soraガーデンの写真を2、3枚撮ったりしました。

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Dalat House

三菱地所レジデンス株式会社

2018年11月1日に、東急グループと三菱地所グループが合弁会社を設立、というニュースリリースがありました。

ビンズン新都市において約560戸のマンションプロジェクト「SORA gardensⅡ」(以下、本プロジェクト) に2019年春に着工します。
SORA gardensⅡ
2019年春に着工
2021年夏の竣工・引渡を予定

ベトナム・ビンズン省において、東急グループと三菱地所グループが合弁会社を設立|東急電鉄のプレスリリース
三菱地所グループも新都市開発に参戦ですね。

トゥーザウモット へ戻る

ビンズオン ニューシティは、来てみたかった場所ではあるものの、特に観光名所があるわけでもないので、コーヒーを飲み終わったら、Aさんからのメッセージにあった次の待ち合わせ場所に行きました。
Yes CafeというレストランでAさんと合流しました。このカフェにはすごい大きいLINEのクマのキャラのぬいぐるみがあります。Aさんはまた別の女の子と話してました。
この女の子は前回ベトナムに来た時に会ったことがあります。その時は、家まで行って家族団欒の夜ご飯をご馳走してもらいました。高校を卒業した後、日本で言う所のフリーターみたいな生活をしているようです。通学していたときは自分のバイクがあったけど卒業後は、親がバイクを持たせてくれないので行動範囲が狭くなってしまったとかなんとか。

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Yes Cafe 屋外スペース

ホテルでだらだらする

昼ごはんを食べた後、Aさんと別行動でホテルに戻って一旦休憩。
しばらくしてメッセンジャーをみたら近くのHighLand Coffeeに来てくれと呼び出しがありました。1時間前に来てました。。
facebookを見たら、AさんはニューシティのDalat Cafeに行っていた・・ なぜ?

Highlands Coffee

Highlands Coffeeに行ったら初めて会うベトナム人が2名。
Duyさん(男性)は台湾系のカバン・バッグを製造している会社に勤めているそうです。
英語とベトナム語でちょっと喋った後、道を挟んだ向かいにベカメックスタワーがあるのに気づきました。ビルのなるべく高いところに行って街を眺めてみたかったので、高いところに行けるかビルの人にきいてみることにしました。翌日は、ホーチミン市に戻るので行くなら今日しかありません。

ベカメックスタワー

ベカメックスタワーは、トゥーザウモットの中心近くにあって、おそらく街で一番高いビルです。高さ100mくらいです。
ベトナム人のDuyさんと一緒に1階の受付の人に「屋上に行けますか」と聞いたら、なんか行っていい、ということになりました。
エレベーターで 21階まで行って そこから非常階段で屋上へ。観光客が入っていい場所じゃない雰囲気が満々ですが。
屋上へ出られる扉を見つけて、屋上に出たら事件が発生。
なんと扉が外からは開けられない形式だった!
ドアノブが付いてません・・・
まさかの高層ビルの屋上で締め出し。
私は SIMを Aさんに貸したままだったため何もできず。
Duyさんが携帯電話を持っていたので電話を掛けてもらいましたが、ツーツーと、繋がる気がしない音がします。
とはいえDuyさんの携帯のアンテナ表示は電波が来ている表示でした。
しばくしたら Duyさんの電話が繋がりました。

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ビンズオン ニューシティ 方面
北側のビンズオンニューシティ方面の写真では、遠くにビンズオン省 行政センターとSora Gardensらしきものが見えます。

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ホーチミン市方面
上の写真の右上の方にあるスタジアムは、ゴーザウ・スタジアム(ゴードウ・スタジアム) Sân vận động Gò Đậu です。
左にある塔は、テレビ電波塔です。
Google Mapでべカメックスタワーからホーチミン市のランドマーク81へ線を引いてみたところ、ちょうどゴーザウ・スタジアムの先にランドマーク81が見えるはずなのですが、空気が悪いせいなのか、写真では全く見えませんでした。

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べカメックスタワーからの夕日

締め出し中

Duyさんの知り合いと Aさんに連絡が付いたので、助けを待ちます。 その間、屋上からの景色を写真に撮りました。

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ビンズオンの夕暮れ

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開かずの扉

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救世主 Duyさん

しばらくしてベトナム人警備員のおじさんがやってきてドアを開けてくれました。
助け出されました!

反省

英語を勉強しているときに豆知識として知ったのですが、英語圏の国では"立ち入り禁止"の看板に、
Enter at your own risk
と書かれているそうです。直訳すると"自己責任で入れ" という意味です。
ベトナムでも"入っていいよ"と、"安全ですよ"は同じではない、ということを実感しました。

英語学習塾で授業

無事にべカメックスタワーの1階に戻ってきたので、
一旦、台湾カフェに行き、その後、AさんはEnglish School(英語学校)に行くというので、ついて行きました。
ちょっと道に迷いつつ、目的の英語学校に着くと、前日に大学の入り口で花を売っていた女の子がスタッフとして働いていました。長々と話し込んでいたのは、ここで授業をする交渉をしてたのかー、とガッテン。
この英語学校は、私立の塾みたいな組織で、広い民家を学習塾として使っているような場所です。

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英語学校の入り口付近

Aさんが2クラスで臨時授業をしました。
前日に引き続き、私もベトナム語で自己紹介をさせられました。
ベトナムで英会話教室に通っている人は女性が大半だそうです。ベトナムで語学の先生になれば若いベトナム女性にモテモテなのではないでしょうか・・!?

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英語学校のクラス

夜ご飯は、英語教室の入り口に置いてあったカップラーメンです。食べていいと言われたので、遠慮なくいただきました。タダです。
ベトナムのカップラーメンは、容器の中に小さなプラスチック製フォークが入っています。

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夜ごはん

ホテルに戻って6日目終了です。

7日目はコチラ
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