はじめに
TikTokというアプリが流行っているらしいということを聞きつけて、
ブログのネタのために使ってみました。
3日間使った感想と使い方を記事にします。
tiktokとは
TikTokは中国発の短編動画共有アプリです。
自分で撮った15秒以下の動画に曲をつけて共有できます。
共有した動画は、他のユーザーが見れるようになります。
閲覧者側は、特に検索等をしなくても、スワイプ操作をするだけで、
次々と動画が再生されていきます。
最近の有名アプリの例に漏れず、いわゆるAI的な機能で、人気の動画や閲覧者の好みと思われる動画を優先的に再生するようになっています。
また、動画に対して、いいねをしたり、コメントをしたり、
ユーザーをフォローしたりできます。
App Storeの画面
TikTokの中国語の名前は、
抖音短视频
です。
ピンイン表記は
Dǒuyīn duǎnshìpín
で、
Douyinとも呼ばれているそうです。
also known as Douyin
いわゆる a.k.a Douyin
ですね。
中国語の意味は、
抖 : 震える
音 : 音
短 : 短い
视频 : ビデオ
だそうです。
抖音 はビブラートという意味みたいですが、
ウェブ上の辞書に載っていないですし、
中国では抖音＝tiktok という意味で使われるようなので
元からあった単語ではないのかもしれません。
今回、tiktokについて調べたら、なんか見覚えがあるロゴだなーということに気付きました。
私は、facebookで外国人(主にベトナム人)と友達登録しているのですが、
その人たちが共有している動画の左上に抖音のロゴがあって、
それで見たことがあったようです。
Tiktokは、うざい広告で有名らしいですが、私は見た記憶がないです。
普段、動画を見無いからでしょうか。
Tik Tokの運営会社
TikTok(抖音短视频)を運営しているのは、
Bytedance(字节跳动)という会社です。
北京に本社があります。
創業者は、Zhang Yiming(张一鸣)で、
企業価値は750億ドル(およそ8兆4000億円！)と算定されているそうです。
この金額はユニコーン企業の中で世界2位だそうです。(1位はAlipayのAnt Financial)
ちなみにfacebookの時価総額は50兆円くらいです(2018年10月)。
Bytedance社は、Jinri Toutiao (今日头条)という、
ニュース配信サイト(アプリ)も運営しています。
日本でいうところの、スマートニュースやグノシーみたいなサービスのようです。
コンテンツ・レコメンデーションの技術がTikTokで活かされているみたいですね。
流行ってるの？
検索数の傾向
Google Trends で調べてみたところ
トレンドは右肩上がりで上昇中でした。
他の単語と比べてみた結果、、
日本での検索頻度は、
Baidu(中国の検索エンジン)やSMAPより上、
ということが分かりました！
twitter やinstagramと比べると、まだまだ過ぎて、
棒グラフがつぶれてしいますが
どうやら人気があるというか、流行っているのは確かなようです。
instagramが100だとするとtiktokは25くらいの検索数でした。
ユーザー数
2018年6月に、全世界の月間アクティブユーザー数(Monthly Active Users, MAU)が5億人に到達という情報がありました。
2018年6月の中国国内の月間アクティブユーザー数は3億人、
1日のアクティブユーザー数は1.5億人だそうです。
日本のユーザー数は公表されていないようです。
主に10代の若者が使っています。
TikTokのサービス開始は2016年9月なので、
2018年9月時点でまだ2年しか経っていないのに5億人も使っているとはすごいですね。
さすが中国。
インストール
インストール手順は、特に説明するまでもなく他のアプリ同様にインストールできます。
私はiPhoneにインストールしました。
facebook等の他のSNSと違って、ウェブブラウザからアクセスできるユーザーインターフェースは無いようです。
スマホ専用ですね。
最初に起動した時に驚いたのですが、
動画を再生すると
マナーモードにしていても音がなる
ので注意しましょう！
App Storeの画面(その2)
動画を見てみる
アプリ起動後、下の一番左にあるアイコンを選ぶと動画を再生できます。 下にスワイプすると次の動画になります。 右のハートマークが、いいね！ボタンと同じ意味のボタンです。
動画のハートマークが1万を越えると、回数の表示が
10.4k
のようになります。
kは1000の意味なので、
10.4kだったら10400回ということですね。
1.2mだったら、1,200,000回(120万回)です。
初日にこのアプリを使っていた時は自宅でwifiがあったため、
動画はスムーズに表示されたのですが、外出時に使ったら
動画がなかなか再生されませんでした。
私は、普段あまりスマホで動画を見ないので平均的な待ち時間が分かりませんが、
wifiがある環境で見た方がよさそうです。
使ってみると日本人っぽい動画がほとんどなので、国別で表示する動画を分けているようです。
試しにベトナム語で検索したらベトナム人のユーザーもいました。
個人的には他の国の人の動画も出して欲しいと思いますが、
普通のユーザーにとっては同じ国の人の動画の方が良さそうですね。
3日使った感想
一言で言うと、
動画垂れ流しアプリ
という感想でした。
下から上にスワイプするとどんどん次の動画へ移ります。
ついつい見てしまう中毒性のようなものがあります。
あとは、マナーモードでも大音量が容赦なく流れるのはびっくりしました。
このアプリの動画は、音が無いとつまらないのは事実ですが、
強制的に音がなるのは、どうかと思いました。
いまどきのアプリは、操作を極力シンプルにしている傾向がありますが、
このアプリもそんな感じがします。
規約に従うより、操作手順を減らすことを優先するとか、
自己主張が強いというか、なんというか。
いいね！がたくさんついているのは、やはりカワイイ女の子の動画です。
おもしろ動画とかバク転とかでいいねがついている動画もありましたが、
半分以上は、見た目がカワイイからいいねがついて人気動画になっているように見えます。
タグで絞り込んだり、有名じゃないユーザーが上げた動画を見ると大抵、特に面白くもない動画でした。
0.1%以下の1件のおもしろ動画と9999件のゴミ動画が存在していて、
アルゴリズムでおもしろ動画だけ出しているという仕組みです。
アフィリエイトとの相性
私の目的は、このアフィリエイトサイトのアクセス数向上なので、動画の投稿もしてみました。
試しに動画を2つアップロードしてみた結果、12時間後に
それぞれ200再生、3いいね くらいでした。
youtubeはその間、4回再生くらいだったので、見てもらうという意味ではいいかもしれません。
ただ、プロフィールに他サイトへリンクを貼ったりはできませんでした。
12時間経過後は再生数はまったく増えず、表示候補から外れてしまったようです。
Instagram
Youtube
twitter
の自分のアカウントへのリンクは設定できるので、
これらのサービスを経由してブログへ来てもらうしか方法がありません。
自分のサイトへ来てもらえないとあまり意味が無いので、
アフィリエイトとの連携なら、twitterの方が良さそうです。
発信者視点で言うと競争は厳しそうでした。
動画投稿の方法
画面下、真ん中の+マークのアイコンが動画を投稿するためのアイコンです。
押すと、撮影モードになります。
最初にカメラが起動して、カメラとマイクへのアクセス許可を求められます。
私は、撮影済みの動画を上げたかったので、
カメラを使う予定はなかったのですが、
とりあえず許可しました。
撮影済みの動画もアップロードできます。
今回は、撮影済みの動画をMacBookでトリムして
10秒くらいの動画にしてからTikTokに上げました。
最近知ったのですが、AirDropって便利ですね！
Tiktokアプリの中で、動画のトリムや加工ができるようです。
今回は、特に何もせずにアップロードしました。
