2019年2月のベトナム旅行記4日目です。
起床
前日は、マレーシア人の知り合いAさんの友達、Eさんの従兄弟の家に泊めてもらいました。当初の予定では、ベトナム中部にバスで行く予定でしたが、チケットが売り切れで行けなかったので、別の予定を立てる必要があります。
この日の予定は、朝起きた時点では正式決定してませんでしたが、昨夜からの胃が痛かった私はやる気ないモードでした。ちなみに、胃が痛い症状は、起きた時には残っていたものの、午前中には回復しました。
そもそも、我々がVinh市(Thành phố Vinh)に行く予定だったのは、Aさんがビンズオン市(Thành phố Bình Dương)で知り合った女の子が田舎に帰省中で会いに行くため、というものでした。
AさんはSNSでVinhに行くと約束してたようでした。そんなわけで、Aさんは1人でベトナム中部のVinh市へ。
「行くって約束しちゃったから行くしかないだろう」みたいなことを英語で言ってました。
ここでAさんとは別行動になりました。後で合流みたいな話もありましたが、結局、この旅行ではAさんとは会いませんでした。
Aさんはベトナムの田舎によく行っているので、ついて行くと日本人が観光ではまず行かないような場所に行けて、ブログネタとしては非常に良いです。しかし今回はAさん効果が発揮できなかったので、ブログネタとしてあまり面白くないです。それがブログを書くのに10ヶ月もかかってしまった理由の一つです。(言い訳)
朝起きてからも景色の撮影
泊めてもらった場所は、ハノイの中心部から南へ5kmくらいの場所です。
北西方面の写真には真ん中のちょっと右あたりに、2019年現在で一番高いビル、Keangnam Hanoi Landmark Tower が写っているっぽいです。
徒歩で移動
午前11時くらい?に、Eさんの従兄弟の家を出てハノイ中心部に戻ることにしました。 Eさんと歩いてトンニャット公園まで行きます。ちなみに、トンニャット公園は、ベトナム語では、Công viên Thống Nhất 、意味は統一公園です。ベトナム南北統一という意味だと思います。
歩いてる途中、床屋がたくさんある道を通りました。本当に床屋がたくさん集積してるんです。通り過ぎただけで5、6軒ありました。
ハノイには同じ業種の店が一つの路地に集まるという面白い文化?があるようです。
有名なハノイ旧市街の36通りも、同じ業種が集まっています。
床屋が一箇所に集中していて果たして儲かるんだろうか、と思いましたが、長年やっているのであれば、うまくいってるんでしょうね。この風習が共産主義の計画経済によるものなのか、もっと昔からある文化なのか、とても気になっています。あとで調べようと思います。
高架橋!
途中で日本が建設中だという鉄道らしき高架を撮影しました。 Eさんが日本の協力で建設中の"鉄道"だ、と言っていた気がします。
それで、てっきり鉄道だと思っていたのですが、このブログを書くために調べたら、この高架橋は鉄道ではなく自動車用の道路のようです。
ハノイの都市鉄道の計画を見て、ハノイ都市鉄道 4号線かな〜と思っていました。でもよく調べるとなんか違う、ということで、この道路の名前を検索したら、記事がありました。
道路の名前は、Đường Trường Chinh です。
↓見つけた記事。
https://news.zing.vn/duong-truong-chinh-con-lo-kho-ai-cua-nguoi-ha-noi-post987282.html
記事のタイトルは「Trường Chinh通り、ハノイ人にとっての悲惨な道路」という感じでしょうか。
工事中で道幅が狭くなり、渋滞が酷いことになっているようです。
高架橋の高さが南北に走る既存の道路を越えるだけなら、もっと低くてもいいのに、やけに高い位置に建設されています。
推測ですが、建設予定の都市鉄道 1号線を上から越えるために空間を開けて建設しているのではないかと思っています。
Eさんは途中で銀行に寄って両替をしました。タイでソフトウェア開発のプロジェクトがあるそうで、Eさんはこれからタイに行くとのことでした。
トンニャット公園
トンニャット公園についたので入園しました。
入場料は4000ドン!でした。
この日のホテルへ
トンニャット公園を出たところで案内してくれたEさんとは別行動となりました。トンニャット公園の西側からGrabタクシーで予約したホテルに向かうことにしました。
Grabのアプリを立ち上げると現在位置の3mのところに車が表示されています。
「画面上のこの車は、、目の前に止まっているこれか・・?」と思いつつアプリでその車を選択したら、実際、目の前の車がそのアプリ上の車でした。ITの力はすごいですねー
ハノイ中心部に戻って、今日泊まるホテルに入りました。
Oriental Suites Hotel です。
夜ごはん
夜ごはんを食べに外出します。ホテルの人に聞いたら、バインミー25というお店が有名だという事で、そこに向かいます。着いてみたら、おじいさんがいて、もう閉店だよ、と言われてしまいました。。
仕方ないので、4軒くらい手前の、交差点にあったバインミー屋さんで、バインミーを注文。
路上でプラスチックの椅子に座ってバインミーを食べました。卵とパテのバインミー。卵焼きは注文後に作ってくれて、パンも温めてくれました。この店のバインミーには今回の旅行でのベスト・バインミー賞を贈りたいです。
はじめてのナンパ
バインミーを食べていたら後から、女の子二人組が近くに座ったので話しかけてみました、ベトナム語で。大学生 2人組でした。
「何してたんですか?」と聞いたら大学の授業があったとか、なかったとか。。
親には授業があると嘘をついて午後は遊んでたみたいです。たぶんそういことです。
ハノイ都市鉄道の話をしたら、「都市鉄道(経済発展)は好きじゃ無い、子供の頃にあった大きな木が、建設の時に切られてしまった」みたいな事を言われてしまいました。
経済発展はやっぱりマイナスの側面もあるんですね〜。そういえば、最初に会った Eさんも、経済発展で豊かになってるけど人と人の繋がりが薄くなってる、みたいな事を言っていました。
私は、6年以上ベトナム語の勉強をしていて、何回も「なぜベトナム語を勉強してるんですか?」と聞かれますが、その時は定型文的に「ベトナムの経済発展に興味があるからです」と答えています。
ベトナム語は発音が難しいので、準備して、テンプレート的に「なぜなら、ベトナムの経済発展に興味があるからですー」と答えるわけですが、その回答はどうやら聞いた人の期待する回答とは違うようで、「ふーん」みたいな反応をされることが多いです。
ベトナムの文化に興味があるとか、ベトナム人の彼女が欲しいとか、そういう答えを期待しているような気がしています。
が、私は今後も
Vì tôi quan tâm đến phát triển kinh tế Việt Nam
と答えます。特に嘘をつく理由もないですしー。このフレーズはベトナム語学習初期に苦労して身につけた、ベトナム人に通じる私の鉄板のフレーズです。
話しかけた二人組みに「SNSのアカウント教えてよ」と言ったら、一人は乗り気だったのですが、もう一方の子が「親に知らない外国人にアカウント教えちゃダメって言われてるでしょ」的なことを言って教えてくれませんでした。はじめてのナンパは失敗に終わりました。いやナンパではありません。ベトナム語会話の練習です。
夜市でだまされる
夜ごはんを食べにホテルから出た時、ホテルの前の道路が歩行者天国になっていて、露天商(屋台)がお店を出していました。
夜市で、ニューバランスのスニーカーを購入。
価格は400,000ドン(約2,000円)でした。
ニューバランスの靴は日本では安くても5,000円くらいするので「さすがベトナム物価が安いなー」と満足していましたが、、
ホテルに帰って、よく見たら偽物だった!
ホテルの受付の人に、このことについて話したら「スニーカーの相場は200,000ドン(約1,000円)くらいだよ」と言われました。
案内してくれたEさんとか、話しかけた人たちはいい人だったので、偽物を売るベトナムの文化をすっかり忘れてました。不覚。
とはいえ、靴の品質自体は2,000円なら悪くないです。日本の自宅から半径300m以内の場所に出かける分には何の問題もないです。何回か履いていたら中敷が剥がれてきましたが。
、、4日目終了!
5日目はこちら↓
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